古代の豪族であった物部氏の総氏神であり ここには 素晴らしい剣の神様がおわすのです。
そして百済から伝わったという国宝の七支刀(しちしとう・ななつさやのたち)もあるんですから…
ちょっと 緊張して参拝しました^^
とても気持ちのいい参道…
境内には いつのころからか誰かが置いていった?鶏が増え 今では神鶏として 放たれています。
楼門が見えてきました…
気持ちのいい境内でしょう?
たまたま あまり参拝の方がおられず
そうなると 余計に気持ちが引き締まります
1318年に建立された 重要文化財の楼門はとても立派です。
楼門をくぐると 国宝の拝殿…
この拝殿の奥には「禁足地」があり 大正時代に本殿が建てられたそうです。
この禁足地を管政友(かんまさとも)という大宮司さまが 明治7(1939)年に発掘したのです。
その結果 地表から一尺ほど下には瓦が敷き詰められており、さらにその一尺下には一間四方に礫が強いてり その下から 剣・矛・勾玉・管玉など4世紀後半のものが出土したそうです。
こちらにおわす 剣に宿る神さま…
布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
神武天皇が東征しながら、紀州熊野に来たとき土地の神の毒気にあたり、兵士が病気になり進めなくなったが、この時、武甕雷神(たけみかずちのかみ)が現れて、「一振りの神剣を高天原からお前の倉に降ろすから、それを天孫に献上するように」と命じた。翌朝目を覚ました高倉下は倉を開いてみると、そこには果たして剣が落ちていた。それが神剣・布都御魂である。神武軍はその神剣によって蘇ることができたという。そのときの剣とその霊威を布都御魂大神として祀ったものとされている。
布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)
天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)の起死回生の霊力を祀ったものとされている。
布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)
素戔嗚尊がやまたの大蛇を退治したときの天十握剣(あめのとつかのつるぎ)の霊威を祀ったものとされている。
凄いでしょう~!
剣の神様のおわすところは 厳しいところかと思いながら参拝しましたが とても居心地のいい空気の漂うところでした。