2009年4月6日月曜日

萬御菓子誂処 樫舎  ~奈良町~

奈良町ってね
元興寺や春日大社 東大寺 興福寺 と 近くに名だたる神社仏閣のあるこの地域
江戸・明治…昭和の建物が 第二次世界大戦の空襲からも免れ 無事残ってます

なんしか 趣きのある町なのです^^
そして奈良市都市景観条例に基づき「奈良町都市景観形成地区」の指定も受けてるのです♪
 
あたしは 中学・高校と この奈良町を通り抜けて通ってたので とっても懐かしいところ~
去年2008年の7月に こんな町の一角に とても素敵な和菓子や「樫舎」さんが オープン!
 
 

先日テレビで取り上げられてからは…
お客様殺到!!で しばらく喫茶コーナーもお休み、そして販売も予約の人のみ><;

本日 ふらぁ~りと前を通りますと 「お!?」 復活してる!!
早速 「こんにちわ~ 喫茶 いけますか~?」 と… 音のなる(^^;引き戸を開けました♪

喫茶コーナーは
階段箪笥を トトントントンと登ると…
(本人 気持ちだけ トトントントン^^; 内心… 急だよなぁ・・降りるときヤダな^^)

  

2階は 今風に言うと「ロフト」  母が言うには… 「中二階」
樫舎さんの場合は 中二階って 言ったほうが 似合ってますよね~

 
 
 二月堂の机が配置されたお席が 3つ…
 古い町屋を改装されたようですが
 まだまだ新しい設えが すがすがしい空気です

 
      階下を覗いてみたり…
     

奈良に関する本が置かれていたり…
 

   天井を見上げてみたり…
  
 
 で… おしながきです^^;
 
 
 
あれやこれや悩んだ結果…
 
母………煎茶と季節の生菓子
あたし… 抹茶と季節の生菓子
 
 うぃんどぅの陳列

まずは 冷たい水出しの煎茶が運ばれてきて
奈良町散策で 少し乾いた喉に 染みとおる感じ…
そして 黄な粉のお干菓子が かわゆぃ!
 


煎茶と季節の生菓子…
本日のお菓子は みよしのの桜バージョン
一分の砂時計が落ちるのを待つ間
じっと 御菓子と にらめっこの母でした^^;
 
  

     
 
そして にらめっこしてる母の横にて…
あたくしの方は 「うぐいす餅」でした
 
  青大豆の香りがよく
  くぼみは 羽ばたいている様子を表現しているのですって…

中餡は 丹波大納言の粒餡…
上品な甘さに 里山で聞いた鶯の声思い出し…
 
    
 
そして お茶碗に 目が… 赤膚焼です
奈良の 赤膚町で焼かれている 焼物ですが
この繪が とてもかわいい
「奈良繪」と呼ばれる 単純で明るい彩色の 素朴な絵柄なのです

 赤膚焼のお茶碗 

そして… もちろん お持ち帰りを お願いしました♪
本日の生菓子各種に 蕨餅も入れて 全部で五種類でした。

(上段左から)
春のかすみ    さくらの焼印の薯蕷饅頭
みよしの      吉野の極上本葛蒸し羊羹
(下段左から)
わらび餅      本物の素材使用につき「まずは黄な粉なしで…」
うぐいす餅     おいしかった!
花吹雪       さくらの花びらを表す 外郎地
 
店内から表通りを眺めてると
奈良町散策の色々な顔が 通り過ぎていきます
ちょっと一息 いかがですか?