2009年10月11日日曜日

奈良豆比古神社のザクロを ざくろ酒に~♪

先日 奈良豆比古神社でいただいたザクロ→
どうしたものかと 考えておりまして
それならばと ざくろ酒をつけてみました^^

三個のザクロでしたが 一粒 一粒 その実を取り出してみると
こーんなに 美しい! まるで ルビー!!
 
  
 
石榴には 鬼子母神さまのお話が付き物ですが
そおいえば 幼いころ 祖父のお寺の庭の石榴の実を おやつにしていたことが 懐かしく思い出します。
 
2ケ月もたてば 飲めるようになるらしく…
ちょっと ザクロが少なめでしたが お正月には 綺麗な赤い色のざくろ酒を味わえるかな~~と
楽しみがひとつ 増えました^^
 
    

2009年10月10日土曜日

闘☆ 鹿の角きり~♪



10月10・11・12日の 三日間 春日大社参道脇の鹿苑にて「鹿の角きり」が開催されました。


鹿の角きりとは… 

発情期で気が荒くなっている角鹿が町民に危害を加えたり、互いに突きあって死傷するのを防ぐために 1671年に当時 鹿の管理者であった興福寺が 奈良奉行の立会いのもとに始めたと伝えられています。当時は町の所々に柵を設け、その中に角鹿を追い込んで角きりを行っていたそうです。町民は家の格子(鹿格子or奈良格子とよばれる)ごしに鑑賞してましたが、昭和4年に現在の角きり場を設け、年中行事として行われるようになったそうです。(鹿愛護協会パンフより)

 
毎年 テレビのニュースで「あぁ もうその時期だなぁ~」と思ってたのですが 今年は 久しぶりに初日に出かけてみました^^

 
まず最初に 春日大社の神官さまによって 祈祷式がありました。
関係者の方々が 今年も怪我人もなく無事にこの「伝統行事」が行われることを 心から祈願いたします。

真剣な雰囲気が 漂って…

      

 
さあ! いよいよ はちまきに はっぴ姿の勢子さんが 入ってきます。
かっくいいですよね^^




 
そして 場内に3頭の牡鹿が 入れられます。

奈良公園で こんな立派な鹿と 出くわすと ハッ!とするものです。
その勇壮な姿に 観客から 「オォォォ!」と歓声があがりました。


 
この三頭のうち ホラッ 立ち止まって 観客を見上げてる牡鹿が 素晴らしかった^^
やっぱり 鹿の中でも 優劣あるんですよね…
こうして 雄同士は ぶつかってしまいます
角が ぶつかるとき とても鈍い音が響きます。迫力あるんですよ!
こんな姿をみれば 「鹿がかわいい~!」なんて言って 近づこうとは思いません^^;;
 
何かの本に…
奈良の人たちは昔から鹿とともに生活しているので 鹿を見かけても それは通りすがりの見知らぬ人とすれ違うごとく 自然に通り過ぎていく。しかし 観光客は 鹿の存在に激しく反応する。…と。
お互いのテリトリーを 犯さないような「暗黙の野生のルール」が 奈良の人と鹿の間には あるのかもしれないと思います。
 
    

さて! 角きり 角きり!!!!

勢子は このように 一列に並び 鹿が駆け抜けるように 通路をつくります。
この通路の先に 鹿を走り抜ける鹿を 捕まえる役の人が待ち構えます。
各群れのリーダークラスの鹿は そう簡単に つかまりません。
    
 
「十字」と呼ばれる 割竹を組んで縄を巻きつけた道具(下写真)や「だんび」という 竹を輪に組み縄を編んだ捕獲具を使って 走り回る鹿の角に縄をひっかけて 手繰り寄せ取り押さえるんです。
これが迫力があって すっご~~いの。
 
「十字」  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 
これを鹿の角に目掛けて 投げつけると 十字の木が外れて 縄が角に絡まる!という仕掛けです。
 
えいっ! こんな感じで…  これが なかなか うまくいきません^^
 
  
 
そして ついに 鹿をとらえる!! 場内から大声援!!
これが 一番 手に汗握る場面です。
気の立っている牡鹿と勢子との一対一の勝負!
          
  

    
       
 
そして じょじょに 縄をたぐりよせて 暴れる鹿を押さえつけます。
しかし ここは 危険が いっぱい! 気は抜けません

   
 
勇ましい勢子が ついに 飛び掛る!!
 
     
         
 
こういうシーンを1頭・2頭と 目の当たりにした鹿がおりました。
最初に お話した とても素敵な牡鹿!!! 
彼は じっと 仲間が 捕らえられ 押さえつけられ 角を切られるシーンをみておりました。
じっと たたずんで… 身動きしません。
 
観客も その堂々とした姿に 心ひかれておりました。
その角には 先ほど威嚇しあったときに 相手の鹿を傷つけたときについた血が…
野生の王者の風格に みんな じっと眺めるばかり…
 
 
 
そのとき 勢子の一人が 叫んだんです。
「おい! あの鹿 見てみろよ! 角に赤とんぼが止まって 離れないよ! それも両方の角に!!」
「あいつ すごいぞ!!」
 
人間の男性ですら その不思議な光景に威圧されたのかもしれません。
 
 
        
 
牡鹿と勢子の戦いは とても激しかったです。
鹿を誘導する勢子の頭上を ピョーンと飛び越えたり…
ほかの鹿とは 迫力・運動能力・気性が まったく違いました。
それでも やはり 捕らえられる瞬間が訪れ…
 
 
             
 
ついに 押さえつけられて 角きりの瞬間へと…
 
      
 
烏帽子・直垂姿の 春日大社の神官が まず 鹿の気を静めるために 水差しで口に水を含ませてあげます。
 
水を含まれる神官 ↓ ↓ ↓
   
 
初日なので 報道のカメラマンが いっぱいです
まず 一本目… のこぎりで 丁寧に 切り落とします。
 
  
 
続けて 二本目の角も……
 
    
 
こうして 切り取られた角を 神官は みんなに見せます。
その後 神前に供えられます。
 
    
 
いよいよ鹿が 放たれます。
まず 後ろ足を押さえてた人が 離れ そして 前を抑えていた人が離れます。
 
   
 
この鹿は 開放された瞬間も 大きく跳ね上がりました!!
観客からは お~~!!っという歓声!
 
   
 
しかし 発情期の牡鹿の姿としては とても かわいそうな姿に^^;;
 
     
 
隣で見ておられた方々も
「今日は この鹿に会えただけで 満足だったわ~~」と思わず 仰いました。
あたしも 鹿の中の鹿に会えたような気持ちで とっても満足!!!
 
鹿島から神様が鹿にのって来られた この奈良の地で 神鹿としてあたしたち人間とともに暮らしている鹿の 野生の一面を 眺めたようなひとときでした。

2009年10月9日金曜日

奈良豆比古神社 秋祭りの朝 石榴と相撲餅♪

 
奈良には 不思議な場所が いっぱいあると思ってます。

1300年の歴史が 脈々と息づく この大和の地に 建築物や仏像や はたまた正倉院の宝物などなど 素晴らしいものが 今も尚 存在してます。
しかし もう一つ 樹齢数百年・・ときには千年を越える巨木と そんなに山奥に入らなくても会うことができるんですよね。

この奈良豆比古神社にも それは素晴らしい御神木の樟の木が あるんですよ
初めて 樟に会ったときの日記はこちら→
 



そして 10月8日の夜(秋祭りの宵宮) こちらでは重要無形民族文化財に指定された「翁舞」が奉納されます。能楽の原典と言われますので 全国から多くの人が 素朴な舞を観にくるそうです。
残念なことに あたしは 昨日来れませんでした><;

今年10月の「なら市民だより」の表紙は 翁舞の写真となっていました。参考までに^^

   
 
この翁舞で使用される面は 普段は国立奈良博物館で保存保管されているのですが、秋祭りのときだけは 全ての面が 神社に戻ってきます。そして「資料館」(境内)にて公開されると聞きましたので、9日に訪れました。
   
 
素晴らしい面が20面ほど 飾られておりました。素朴ですが 迫力のあるものです。
普段は 決して見ることは叶いませんので この期間に足を運ばれるとよろしいかと思います。
 
訪れたのは ちょうど秋祭りの礼拝が終わったところのようでした。
宵宮とは異なり 訪れる人はかなり少ないようです。
この地域の世話役の方々によって ずっと守り続けられてきたお祭りだそうです。
男性が60歳になって初めて その仲間入りをさせていただけるそうです。
 
    
 
ちょうど 太鼓の奉納が行われておりました。
広くない境内に 勇ましい太鼓の音色が響き、秋祭りを盛り立てておりました。
   
 
今夜「相撲神事」という 中世から受け継がれている神事があるそうなのですが…
そっと 参拝させていただいて 境内を眺めますと…
見慣れぬものが…
 
一人前ずつの お弁当ではなくて… 「生御膳」と呼ばれるものが用意されてます。
鮮やかで 綺麗でしょ^^
 
  
 
関係の方に お聞きしますと
秋祭りのときは こうして生のお野菜を御膳にして地域の方々はこれを持ち帰られて お料理されるそうです。
実りの秋に感謝ということらしいです。
 
  にんじん・大根・ごぼう・松茸・枝豆・ゆりね・生姜・石榴
 
  
 
そして もう一つ 目をひいたのが この・・・・お餅!!!
スモンノモチ(相撲餅)といわれる円錐形のお餅です。
うるち米ともち米を混ぜて炊き、晒しの袋に詰めてこのような形にするそうです。
 
    
 
そして 石榴が 山のように積まれておりました。
とても綺麗ですよね。秋祭り 秋の恵みを凝縮したような色の美しさに見惚れました。
 
   
 
近所の方々が 三々五々集まって来て 生御膳とスモンノモチをそれぞれ受け取られて帰っていかれます。
 
写真を撮ってましたら 関係者の方が 「はい!貴女にも」と
石榴を くださいました。
もう びっくり!! とてもうれしくて ニコニコ^^
石榴は後日 石榴酒に^^
   
 
そして 境内を歩いてましたら 突然 宮司さまがお声かけて下さって
「面を見ましたか?」
「はい!さきほど!」
一言 二言 言葉を交わしましたら 突然 あたしの手に
「はい! どうぞ」
と スモンノモチを持たせて下さったのです^^
「子供の健やかな成長を願うものですよ」と微笑んでくださいました。
食べ方は 適当に切って 火で焼くと それはそれはとても美味しいのだと仰いました。
 
石榴とスモンノモチを両手に抱えて 感謝の気持ち一杯!
 
帰宅しまして 半紙をはがして 記念撮影^^
 
 
 
そして 宮司様の教えとおり 焼いてみました。
一口いただき びっくり!
とても モチモチしているんです。
    「わぁ~~~! おいしい~~~!」
 
 
 
奈良豆比古神社さまの 秋祭りの撤饌を頂戴できるなんて思ってもみない出来事に驚きの日となりました。
地域の方々が ずーっと守って来られている神事は 素朴ですが力強く お話をお聞きすると とても興味深いことがあるようです。
来年 再び参拝させていただけたらいいなぁ~と思いました。  
   

2009年10月5日月曜日

東大寺 公慶堂に最接近♪

  
 
勧進所の赤門を入り もう一つの門をくぐった左手に そっと佇んでいるお堂が「公慶堂」です。
去年 こちらに来たときは 八幡殿のことで 頭がいっぱいで そばを通り抜けておりました。
 
江戸時代の大仏殿復興を成し遂げた 公慶上人がお祭りされております。
しかし こちらは普段は 入れる場所ではないので ずっとこの日を待っておりました^^

  

     
 
こちらのお堂の中は NHKで放映された「公慶上人」の特別番組で拝見することが出来ました。
一般に公開はされておりませんが 国立奈良博物館で 昔行われた特別展の図録に そのお姿を見ることができます。


        
 
また お堂からは こんな景色が広がっております。
ちょうど 大仏殿が 悠然と見えるんですよ。
公慶上人も 安心して 眺めておられることと思います。
 
 
お堂の前の栗は 見事に実をつけておりました。
 
 
そして 小さなお子様の仕業でしょうか…
落ちていた栗 数個 お堂の縁に そっと置かれておりました。
ひょっとしたら 小さな手で 「公慶上人さま どうぞ~」って お供えされたものかもしれませんね^^
 
    
 
そんなことを思うと ふと あの杉を眺めたくなり 二月堂裏参道に足をむけました。
そうそう・・・ あの杉とは 公慶道に育ってる 公慶杉(勝手に名づけて)…
公慶道の日記は こちら→
 
今日は 「道」を歩かずに もう少し上から 眺めてみました。
大仏殿と公慶杉^^
 
樹齢300年の杉が いっぱい 育っております。
公慶上人の御心が 何百年も息づく素晴らしいところです。
 
     
 

東大寺 八幡殿 僧形八幡神坐像さま♪


 
手向山八幡宮で祭礼参拝させていただいて いよいよ東大寺勧進所八幡殿の中へ 入らせていただきました。
去年のブログで詳しく載せてみました こちら→
 

一年間で たった一日だけ 一般も入らせていただけるのですが…
こちらにおられる 国宝の僧形八幡神坐像(快慶作)は 美しいし凛々しいし素晴らしいものです。
手向山八幡宮のご神体でしたので 先ほどの祭礼参拝は ほんとに嬉しくって仕方ないことでした。
 
 限られた時間の中の参拝です
 
記帳させていただき あがらせていただくと
去年と同じように 清清しい堂内となります。
朝から お坊様による法要がなされたのは こちらですね。

 
 
そして 開かれた障子から見えるのは 正倉院と同じ校倉造りの蔵です。
 
   
 
次の写真は お庭に出て 校倉の前から 先ほどいてたお堂(右側)と 八幡殿(左側)を撮影してみました。左側に見える土塀の向こうには 戒壇院があるんですよ^^

 
そして 神紋と言ってもいいのでしょうか
十六八重菊の紋が 扉にくっきりと 彫られております。
手向山八幡宮の神紋ですので 
やっぱり~~ なんて思っちゃいます
このような神紋の扉の中に 入れるなんて ほんと素晴らしい日ですよね
  
   
 
そして 今日 こちらで見たかったものの一つに 公慶堂があります。これはまた のちほどUPさせていただきます^^

手向山八幡宮 転害会(てがいえ)♪

  
 
奈良時代 聖武天皇が大仏造営をされた時に、これに協力のため749年に宇佐から八幡宮を迎えて 大仏殿の鏡池(八幡池)の東側に鎮座したのに始まる。以後 東大寺を鎮守したのである……
 
御祭神は…
 中殿 応神天皇
 右殿 仲哀天皇・神宮皇后
 左殿 比売大神(ひめおおかみ)
 若宮 仁徳天皇

俊乗堂での参拝のあと 勧進所に行く前に その大元である手向山八幡さまのほうへ 何となく歩いていきました。
場所は三月堂の南側。
 
ひょっとして 祭礼 転害会に間に合うかも!
 
転害会(てがいえ)とは… 例年10月5日に執り行われます。宇佐から遷宮されるとき 東大寺転害門から入られたことに起因すると伝えられ、転害門をお旅所として神輿がでます。

不思議なことに ちょうど「警蹕(けいひつ)」の場面でした。
神社の祭礼の中で響く警蹕の「オー」という声は 今まさに 神様のお出ましの時…
この「オーー」という神職さまの声は「言霊」そのものなのかもしれないと思います。
 
御簾をあげられて 中殿・右殿・左殿と 神様をお出迎えされます。
 

  
 
警蹕が響く中 三殿とも 神様がお出ましになりました。
ここからは 空気が一転してしまいます。
 
  
 
献饌が始まります。
お酒やお塩・洗い米や 海の幸・山の幸
恭しく 神前にお届けされます。
 

    
 
雅楽の調べとともに献饌が続きました
 
 
そして宮司様による祝詞奏上…
 
     
 
そして 玉串奉奠となり 関係の方々が それぞれに神前に向かわれます。
もちろん 東大寺のお坊様も……
二礼二拍手一礼されました
 
   
 
手向山八幡さまが 東大寺の鎮守であると
しみじみと 思えるシーンでした。
 
そして玉串奉奠の最後は かわいいお稚児さんたち^^
神職さまが やさしく やさしくお手本を…
大きなお姉さんの合わせて 小さなお嬢さんも ペコリ!
 
 
全ての祭礼が滞りなく終わり…
再び 神職さまによる 警蹕のとき…
神様が お帰りになられます
 
 
 
緊張していた人々の顔に微笑みが戻ります
 
  ***   ***   ***
 
手向山・・・と聞いて どこかで 聞いたことあるなと思う方も多いかと思います。
菅原道真が 
 このたびは 幣(ぬさ)もとりあえず 手向山 もみじの錦 神のまにまに
と詠んだことで 有名です。
 
   
 
これから ますます紅葉が美しくなる手向山八幡宮です。
一番大きな祭礼と 警蹕の声に感動したひと時でした。
このあと 八幡さまの像を 参拝させていただくのに 八幡殿までいきます^^
 

御菓子司 美濃忠 「雪花の舞」♪

 
PCが壊れ 10月のお出かけの写真を失くしてしまい かなりショゲテおりました。
ところが 先日 なんとかデータを復活させることに成功^^v
 
ちょっと時間が経っておりますが 記憶を辿りながら UPしていきます。
 
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素敵な名前の御菓子を頂きました。
名古屋の古い御菓子司 美濃忠さんの 「雪花の舞」
 
リビングのテーブルの上に置いてたところ
朝日が カーテンから 洩れてきて 
美しい名前に スポットライトを あてたような景色が 広がってました。
 

 
美しい自然の移ろいと
 花々の風情を 紅白の雪花の舞に表現したそうです。
食感は 皮がとても軽く そして玉子餡が 口の中で ふわっと溶けていきます。
白とピンクの二種類が入っていておりました。
 

     
 
和菓子の名前は ほんとに いつも感心させられます。
どちらの写真も 奈良の朝日が 優しさを添えてくれました^^