2008年6月17日火曜日

懐かしい ゆり祭り(三枝祭り)

奈良の町中…三条通り近くの 率川神社
 
幼い頃のアルバムを見ますと お稚児さんの写真がありました。
それは 率川神社 ゆり祭りの稚児行列のときのものです。
この境内で 団栗を拾ったり かくれんぼをしたりしたものです^^
 
とても懐かしくて 久しぶりに「ゆり祭り」にお参りしたくなって 出かけました。
 
 
AM10:30からの神事の前 境内は多くの人々で賑わっておりました。
 
この神事は8世紀に始められたという古式ゆかしいものです。
古事記によりますと 五十鈴姫命は 三輪山の御祭神の大物主大神の娘で 狭井川(さいがわ)の畔に住んでおりました。或る日七人の乙女(七媛女)がササユリを摘みながら歩いてまいりました。神武天皇が その先頭を歩いている姫命を見初め 皇后に迎えられたということです。

率川神社の御祭神は この姫命を真ん中のお社に 左殿に御父神の狭井大神 右殿に御母神の玉櫛姫命が祭られております。




ご神前に酒樽を供え ゆり姫と呼ばれる4名の巫女による「うま酒みわの舞が奉納されました。
とても 美しく 清清しい雰囲気……
かわいい巫女さんでしたよ


  

このお祭りでは 写真のように 白酒(しらき)・黒酒(くろき)が笹百合を飾った樽(そん)に入れられてお供えされます。
白酒=清酒 黒酒=濁酒をお供えしているそうです。
【神饌】
 折櫃におさめ、柏の葉を編んで作った蓋をし、黒木の案(棚)にのせてお供えする。

 
    ←柏の葉を編んだ蓋

祭典の後に 神饌を見せて下さいました。
鯛、かます、堅節、鰒、烏賊、香魚、若布、牛蒡、枇杷、大根、餅、白蒸(飯)、勝栗、栢。調理した熟饌です。

【おまけ v(。・・。)イエッ♪】



これは お祭りといえば 金魚すくい!ですよね
何年かぶりに 一人で挑戦してみました。
300円で 一回。 まだまだ腕は落ちてないと 夜店のおじさんに自慢しました
100円で 金魚5匹だったのですが 出目金2匹を「おまけ」に計7匹 頂きました♪