2009年9月1日火曜日

酔芙蓉 ほんのり色づき…

この季節は 酔芙蓉が あちこちで美しい花を咲かせてます。
朝から咲き始め 一日限りの 「一日花」ですから
生花には向きませんが お茶花として 使われますよね

先日 松伯美術館の入り口で出迎えてくれた酔芙蓉
朝一番に行ったので 真っ白でした 

   

花言葉し「繊細の美」「しとやかな恋人」などなど…
朝咲きはじめは真っ白で 時間が経つと ほんのりピンクに染まりだし
夕刻から夜には赤く染まるという一日花。
「芙蓉の顔(かんばせ)」という言葉は 美しい顔立ちの美人の例えに使われます。
 
次に訪れたときのこと…
ちょうど松伯美術館のお庭を担当されてる方にお話が聞けました。
「ほんとなら 咲いたあとの花は 摘んでしまうんだけど
 酔芙蓉の花の「らしさ」を残したくて 
 今朝は一つだけ咲き終わったものを残しておいたんだよ」
 
そうですよね^^ 
  残っていたわ~と 喜んで撮ってたのは あたしです。
    ↓ ↓

 
お昼前でした…
見事に赤く染まってる昨夜の名残の酔芙蓉…
それと対照的な 今日の酔芙蓉の白さ…
 
しかし 一番上の写真とは違って 花びらの外側から
ほんのり ほんのり 赤くなってきてるような…
 


中国では酔芙蓉を酒に酔って頬を染める楊貴妃の美しさにたとえることもあるそうです。
 
ほんのりピンクに染まりだしてる様子…
美しいですよね~~
なんとも気品があります
 
 
    
 
そして今日 ちょっとお出かけした先で お昼過ぎに見つけた酔芙蓉
こちらは 八重の酔芙蓉ですね
 
このくらい染まってきますと…
「いいお酒ですね」と ささやきたくなる^^
 
 
   
 
酔芙蓉は 枯れても尚 その姿に風情があって
「枯れ芙蓉」と呼ばれるそうです
 
最後に 朝一番の 真っ白な酔芙蓉を… どうぞ…