七草粥の朝
平城宮跡は 霜に包まれた美しい世界になりました
今は野原になっているこの 平城宮跡に 若菜摘む姿があったのかしら…と思いながら見渡してみました。。。
わぁ~~! まるで 砂糖菓子の世界!!
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草~♪
百人一首で 覚えた一首に
きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ
そんなこんな 思い出しながら お日様が 溶かすまでの ほんのひとときの 砂糖菓子の国を楽しみました^^
ウォーキング・ジョギング・お散歩 早朝ですが いろんな人と すれ違います
砂糖菓子が キラキラと輝き それは 素敵ワールド♪
あれ? これは・・・・? ひょっとして!!!!!
たんぽぽの綿毛!!!! んまぁ~~~~!!!!
たんぽぽは 「ロゼッタ」という放射状の形で葉を広げる 頭のいい植物でしたよね
まさか 綿毛がまだ 残ってるとは思わなかったのですが…
一本一本に 霜がついて それは キュートな冠のようです
きれぇ~~! と たった一つの綿毛のまわりを ウロウロ うろうろ^^
撮影したあと どうしても 指先で 触れてみたくなって・・・
ちょんと つついてみました やっぱ 霜だよ~~~~
ここは 野鳥天国でもあるんですよ
双眼鏡を片手に 観察している人を見かけます
あたくしは 鳥… さっぱり わからないのが残念です( > < );
さて 下の写真には 何羽の鳥がいてるでしょうか^^
早朝のあまりにも 冷たく澄んだ空気の中 沼の水面も鳥も 動きがまったくない
「静」の世界が ここにありました。
栴檀(センダン)が 黄色い実を たわわにつけています
お菓子の国の再来かしらと思った瞬間です^^
そして 冬の平城宮跡に 唯一 あでやかさを添えてくれているのが サザンカ
壁があった遺跡の上には 長い生垣が設えられたりしてます。
そんな サザンカの生垣に ふと目をやると……
そこにも 砂糖菓子のような世界が広がっていました。
しかし お日様がそろそろ 存在を示すようになり
霜でキラキラ光ってた 静寂の世界が 目を覚まし始めました