謹賀新年
今年も あたくしのお散歩する奈良の町を 心に写るままに綴っていきたいなと思います
今年は 「ここから」と 心待ちにした 元旦が訪れました
唐招提寺の講堂の中 いつもその扉は閉じられてたのですが 今日から8日まで 開けられるのです。
秘仏 千手観音さま!!!
金堂の あの千手観音さまの大きさと比べると それは かわいい かわいい観音さまです
ところが そのお姿の 麗しいこと!!
そして 今日は その前に わら束が 二つ置かれ 竹串にはさまれた「千手観音守護札」が用意されてます
全部で5000体も用意され 訪れた人たちに配られるのです。
700ほどさされた「わら束」はとても美しいものです。
顔見知りの方々に 新年のご挨拶をし ついに 手に入れた「お守り」に 心がウルウルでした。
【醍醐井戸のお飾りと鏡餅】
しめ縄も新しくされ あちこちに お鏡が飾られ 新しい年の始まりに 身も心も きゅっと引き締まります。
初春に 金堂の姿 美し
和辻哲郎さんの「古寺巡礼」の唐招提寺のところを 暮れに読み返し金堂の屋根や柱の造形美を 文章の中に思い描いていたのですが 今日 新春の空気の中 まわりをぐるぐる^^
どこから見ても 美しいんですよ~~
「まろき柱」の間隔の違いと屋根の傾斜とのつりあい等 早くフェンスが取れないだろうかと 思ってしまいました。
境内を散策すると 冬枯れた色の中に 目立つ草木が ところどころに…
ダイダイが!!
あまいのかな?どうだろ? そんなこと考えながらシャッター押す♪
売店の横 弁天社の前の「池」のほとりに ほら! 2本ありました。
左写真の向こうに見える建物は「礼堂(らいどう)」です。
そして もう一つ 平成21年1月1日に……と心に決めていたことが これ!
「御朱印帳」を!!
高校生の時も あちこちの寺院で集めてたのですが
今一度 集めるのではないのですが 手元に持っていたくなり この日を…と思ってたのです。
とくに「金堂平成大修理記念」の御朱印帳の柄は 国宝金亀舎利塔の透かし模様をデザインしたものとのことで ちょっと派手なのですが せっかくだから…と 手に入れました。
心の宝物が増えたような 嬉しい一日・・嬉しい一年の始まりになりました。
【金堂の大屋根に迫る(東南の部分)】