2009年6月5日金曜日

樹 キササゲ美しき唐招提寺

雨の唐招提寺 舎利会開山忌です。
この時期 宝物殿前の大木「キササゲ(楸)」の華麗な白い花が満開になるんです。
 
毎年 開山忌に訪れると 必ず キササゲの傍に行くの^^
 
キササゲとは…ノウゼンカズラ科
 中国原産の落葉樹。高さ約5~15mとなる。6月頃 淡黄色で暗紫斑のある5弁のじょうご形の花を円錐花序に多数つける。果実はサヤとなり細長くササゲに似て垂下します。(唐招提寺境内説明より)


そして 今日は 雰囲気のいい雨なんです
 
宝物殿の 前庭に入りますと…
 
 
 
木が大きすぎて^^ 見上げて花の存在を気づく前に…
緑美しい芝生に散らばる 白い花に みんな 釘付けになっちゃうのですよ。
      
 
      
ここは 宝物殿の入り口が階段を少し登ったところにありますので 目線を変えて 楽しむことも出来るんですよ。



今日は お茶席がありますので 和服姿ののご婦人もチラホラ…
こうして 写してみると 木の大きさがわかりますでしょう?



雨でしっとりした境内も よろしいでしょう?



  ▲ 宝物殿の 壁を背景に…
木の下にいてますと…
ぽと ぽと・・・ ぽとぽと・・・っと 花が 舞い落ちてくるんですよ
 
そんなとき 誰しも 子供の頃に戻ったような感じになるのでしょうか…
そっと 花を手のひらにのせて じっと 眺めては…
そっと 芝生の上に 壊れないように 置くのです^^
 
  
 
 
鑑真和上の開山忌にあわせて咲くキササゲの花…
初夏の雨にうたれて美しく 舞い落ちても尚 心うばわれる花でした。