突然 スコールのように降ったり 突然 カーッと照りつけたり…
……気性の激しい気象ですよね^^;
唐招提寺も 本坊の蓮の季節は ほとんど終え
戒壇の蓮を 楽しんだあと 大好きな「講堂」にお邪魔しました。
講堂から見る 大好きな景色の一つに 「馬道(めどう)」があります。
東室と礼堂の間の 一間の幅の通り道… ここが「馬道」というところ。
時折 シルエットが 物語ってしまう
そんな 素敵な場所なんですよ^^;
今日も のんびり眺めてますと…
学生さんでしょうか…
旅人でしょうか…
一人で 境内を歩く男性… 新宝蔵の方へ…
と…? 二人連れが 横切って…
金堂の方へ行くのかしらと思ったら…
馬道の空間の魔力か
それとも 前を行く人に引き寄せられたのか…
突然 足の向きが 変わって… ^^;
馬道に 吸い込まれ。。。。。。。
そのあと どちらに行くのか ?
しばし たたずむ シルエットが なんとなく 味わい深く
のんびり ゆったりと 境内を流れる「時」を感じた瞬間でした。
…… 脱線^^; ……
唐招提寺には 戒壇脇の堀のほかに 蓮が自生する「池」があります。
売店の南側の 小さな「弁天池」です。
こちらの蓮は 白蓮… 美しいですよ~~
ちょっと木陰になっているので その白さが余計に際立ちます。
たくさん咲いていませんでしたが…
その美しさは 十分に堪能できました。
蓮の 「ハス」の語源となった 花床が撮れました
蓮の実の入ったこの花床が穴が開いていて 「蜂の巣」に似ていて
「蜂巣(はちす)」が転じて「ハス」になったとか…
泥の中に生まれても 汚れのない美しい花を咲かすことで 仏教と深く関わる「蓮」
観音様が御手に携えられていたり 仏像が蓮弁台にのっていたり…
こうして 眺めると 吸い込まれるような気がしますよね
唐招提寺では いろいろな蓮を 長期間楽しむことができます