大仏殿裏から いつもの道を 二月堂へと歩くと…
ハッとする 美しい田んぼと 大湯屋の景色が待ってくれてた。
大湯屋って…
１１８０年の兵火によって 他の堂塔と同じように焼かれ
俊乗上人により債権され、惣深上人が修理を加えられた。
東西八間・南北五間、西正面入母屋・東背面切妻造り
内部は三区分されていて 中央の浴室には１１９７年鋳物師の草部是助（くさかべこれすけ）が鋳込んだ重要文化財の大きな湯釜があるそうだ・・・
春は 傍にある中性院の 白木蓮が美しく
桜の頃には ソメイヨシノの元になったオオシマザクラが咲き
秋は 見事な大銀杏が 黄金色の世界を見せてくれるのです
初夏…
傍の田んぼに 早苗がすくすく育ち
風が サァ～～～ッと 早苗を撫でて通り過ぎていきます。
土塀と大湯屋の屋根の美しさと早苗が織り成す 初夏の一コマ…
そして 二月堂に歩を進めますと…
右手にある「中性院」のお庭に
丹精込めて作られてる蓮が
太陽いっぱい浴びておりました。
そして いつもの土塀の道へ…
ここは いつも 誰か 絵を描く人がおられるところ…
ほらっ やっぱり 今日も一人 おられました＾＾；
今日の 絵描きさんは なんだか
傍に近づきたくなるような雰囲気ですよね＾＾
何してるんだろ… って思うと
足が 引き寄せられていくのが あたし…
こんにちわ～ コンニチハー
なんでも… まだお弁当も食べずに描いてるとかw
いい時間を過ごしておられるそうです
写真？ いいよー ホラッて気軽にＯＫしてくださった
目の前に広がる景色は こんな景色です…
ますます 陽射しが厳しくなる季節だけれど
日傘の影を 濃く落とし
蝉時雨を聞きながら歩くのも またいいかな…
あちこちに 気を配って歩くと
季節の変化に 必ず気づくのですよね
