2008年11月18日火曜日

二月堂~手向山八幡 秋紅葉♪

        散歩コース(続):二月堂裏参道~二月堂~手向山八幡~大鐘楼

大湯屋の銀杏に見惚れながら 二月堂裏参道の情緒ある道へと…
すっごいカメラを持った方々が いっぱい!
綺麗な写真が撮れるんだろうなぁ~~ 
ガンバレ わが愛するかわゆぃ「デジ亀」くん!

   
    【二月堂裏参道の土塀の秋景色】 今年も上品な景色を見せてくれました

 
 
二月堂北側の階段下には 百日紅の葉が見事に色づいてました。
写真右は 二月堂の下にあるお水取りで有名な若狭井のある建物の上の「鵜」です。

【参考】ちょっと お水取りと鵜の伝説を……昔、インドから来たといわれる実忠(じっちゅう)という和尚が、東大寺大仏の開眼供養のとき、日本中の神々を二月堂に集めました。ところが若狭の神だけが漁に忙しく遅れてしまったのです。そこでお詫びとして十一面観音にお供えする閼伽水(あかみず)を若狭から送ると約束しました。すると二月堂の下の地面が割れ、白と黒の二羽の鵜が飛び出し、そこから水が湧き出たという伝説があるんです。

二月堂の上に登る前に 手向山八幡さまへ~と思って 三月堂の前まで来たら 
どこからか 雅楽の調べが…!
キョロキョロ きょろきょろ! んん? どこから? 
じっと耳を澄ますと・・・あれ? 二月堂からだ!!!
ということで またまた 急遽 二月堂の階段を タッタッタタタタ!
そうなんです! 今日は 二月堂で毎月18日に行われる「寺役法要」の日なのですよ!
ちょうど その最中だったのですよね!
 
  
 【二月堂階段の模様】
 階段の模様も気になるのですが(^^; 一気に登っちゃえ!54段!
 ハァハァ ゼェゼェw (ここのところ腹筋頑張ってるので 結構楽勝でした ちょっと見栄)

   
     【堂内に入るお坊さま】

なんとなく お水取りのときも こういう感じなのかしら…と
気持ちは 冬のお水取りに 飛んでいきますよね

  

祖父が僧侶だったので どうしても こういう景色は懐かしくて カメラを向けてしまいます
堂内の灯明の輝きを すこぉし 見ることができました…

       
今日は 二月堂の休憩にある140年ものの釜にお湯がシュンシュン
薪の火を ひさしぶりにみました

そして 手向山八幡さまの境内へと…
この八幡さまは 百人一首で 菅原道真が詠んだことで有名です 境内に歌碑もあります

    このたびは 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
<歌の意味>今度の旅は急な出発だったので、ぬさを用意するひまもありませんでした。手向山の神さま、とりあえずこの美しい紅葉をぬさとしてお供えします。どうかお心のままにお受け取りください。
    幣(ぬさ)・・・神に祈るためのささげ物。布や紙でつくらていた。

 

あまりにも美しいので キョロキョロ


 大黒さまの前の大きな銀杏(左) 参道の紅葉(右)

参道から大鐘楼への道の脇も こんな森の中って感じなのですよ


大鐘楼からみたり 裏から見た 大仏殿屋根と紅葉 
いつも見慣れている景色なのですけど 季節によって こんなに色々な顔を見せてくれるから
どうしても 足を運んでしまうのですよね~



  
 【大好きな道】
今日の散歩の〆の写真はここからです~!
大仏殿の東側から大鐘楼へ続く階段です。
帰りは この階段ではなく 秘密?の小さ階段を使って 大湯屋前にぬけました^^