興福寺境内は どこからどこ・・・なんて境目が判らないのですよ
歩きすぎると奈良公園に入っちゃうし?って感じなのです
そういえば ゼミの先生と南大門跡を訪れたときに敷石を指差しながら「ここに文様があることを知っていたか?」と仰った敷石には鏃(やじり)形の澤潟(おもだか)や雁・丸の刻印が刻まれていたと今頃思い出したです ああ・・・今度じっくりと 写真を撮りに行こう^^
猿沢池の北の「すべり坂」の上にあるこの四角く囲われた芝は「般若の芝」というんですよ
奈良公園の中で 竹の柵で囲われて 立ち入り禁止の「芝」ってあまりないと思います。
春に行われる「薪能」は この芝の上で夕刻から舞われるのです。
高校生の頃に人ごみを押し分けて自由席で 見たことがあるのですが
何の舞かは知らないまま能面と透き通った白い衣装・薪の灯り…に うっとりとして
「幽玄の世界」って こういう世界なんだあ~と いまだに覚えております。
【北円堂】
北円堂は 普段は入れませんが 今年は10月25日~11月9日に特別開扉されます。
建物が国宝 この堂の中には 運慶作の素晴らしい仏像がおられます。
今年も 会いにいきますよ~!もうじきですね~!と声をかけながら^^ 南へ三重の塔への道を…
【私だけの木^^】
北円堂を背に南へ足をすすめますと 左手に南円堂があります。この大きな木の傍には よく祖母に連れられてお散歩にきました。あまりに懐かしくて「お元気だった?」と心の中で呟きながら そっと近寄っていきますと 一陣の風~♪ 黄色い葉が雪のように 花吹雪のように 頭の上に舞い降りてきました。 うれしかった~♪ 「大きくなったね~ あれから何年かな?」と言われたような気持ちで 見上げました。
このまま下っていくと 知る人ぞ知る三重の塔が見えてくるんです。
紅葉には まだ少し早いのですが 気の早い子が一人 すっかり色づいておりました。
しかし このあたりは 訪れる人が少ないんですよね~
スケッチする人がおられるぐらいです。
平安末期1180年(治承4年)焼失して、鎌倉時代に再建。
上部の2,3層に比べて初層が極端に大きく造られいるため、全体として安定感のある美しい塔なんですよ
このあたりは ほんとに人が来ないので 知る人ぞ知る名塔かなあ~と思います。\
秘仏の「窪弁財天」が安置されていて、毎年7月7日七夕さんの日に10:00~、行われる「弁財天祭」で、1日だけ開扉されるそうです。行かなくっちゃ!
0 件のコメント:
コメントを投稿