2000年から10年間を目安に始まった 国宝金堂の解体復元大修理…
調査→解体→発掘→組み立て・・・・・・→落慶法要
永遠に続くのかしら…
いつになったら 金堂のまわりの フェンスがとれるのだろうか…
その日が来るのかしら…
フェンスがあることが 当たり前になってきてた此の頃…
24日 蓮を見に 訪れたときも 真っ赤なコーンで立ち入り禁止のエリアが指定されていた。
だけど ! ! だけど 今日は ちがったのです ! !
いつもの拝観受付のおじさんが
「知ってたの? 今朝から柵がとられて 傍までいけるようになったんだよ」
「エーーー?? 柵? とれた?? エーー ! !」
と そのような驚きで 南大門から 覗くと !
・・・・・わぁ~ 何年経ったんだろぉ~
10年だよ・・・・・・・・
ふと思って もう一度 蓮を見に来たのに
こんな サプライズがあったとは…… ! ! !
久しぶりに 障害物なしの 金堂のまわりを
くるくる くるくる トコトコ トコトコ してみる…
金堂の庇の下に近づけるなんて… 感動 !
そにしても 見事に解体復元されてます…
有名なエンタシス… いやあ~ 美しいわぁ~
現存する平城京唯一の建物の講堂を向こうに眺める景色…
講堂より 鼓楼と金堂を臨む… やっと以前の景色復活♪
すると… あれ? あらら?
金堂裏の 小さな扉が…^^;
大きな扉を開けなくてもいいような仕組みなのでしょうけど
あたし的には 「秘密の入り口」みたいな気持ちにw
そして 水も とぉとぉとあふれ出し…
すべてが 元どおりに…
金堂の建物も それから 外溝も 工事はすっかり終わったそうです…
すると 工事担当者のお一人が 一生懸命 壇の拭き掃除をしておられました。
なんだか 心がほわっとするような…
優しく 丁寧に 磨いておられました…
10年という歳月をかけて 解体修理→復元という 前代未聞の大修理終了まで あと僅かです…
・・・・・
多くの 写真を趣味としたり写真を生業となさっている方々が 入江泰吉先生の 唐招提寺の作品に心を奪われたことと思いますが この7月4日から 入江泰吉記念奈良市写真美術館にて特別展が始まります。
唐招提寺金堂平成大修理記念
入江泰吉 唐招提寺→☆
有名な作品「金堂列柱」のポスターを境内にて発見し
目の前にその「列柱」があり 感慨もひとしお…