奈良国立 博物館の特別展に行ってきました。
博物館前の池には 唐招提寺の蓮が まだ一輪なんとか咲いておりました。
そして 「燈花会」の準備もこのように…
夕方からは さぞかし多くの人たちで にぎわうことでしょうね。
寧波と書いて「ニンポー」と読む…
中国を代表する港湾都市で
日本と中国を結ぶ海上交通の
一大拠点として発展した都市…
長らく日本人を魅了し続けたのは
この町を中心に栄えた最新の仏教文化…
遣唐使の時代以来
寧波にある普陀山(ふださん)・阿育王寺(あいくおうじ)などの
聖地を目指し、多くの僧侶たちが日本から巡礼に訪れたという…
日本仏教1300年の源流…
~すべてはここからやって来た~
仏教云々 日ごろ御縁の少ないあたしにとって
下調べもせずに 訪れた特別展…
よって 今回は「説明」のイヤホンを耳に^^
展示物の間を ウロウロと 行ったり来たり…
ところが… すさまじく 中味が濃くて まいりました。
藤原道長の書や 国宝の経筒 そして雪舟の『破墨山水図』は見事なものでした。
しかし壮観だったのは 大徳寺の「五百羅漢図」!!!
百幅の羅漢図に それぞれ5人の羅漢さんが描かれ
計500人を描いたというもの。
大徳寺には82幅が現存し 今回3回の展示替えで
全部を見せてくださるそう…
下左の写真は 明治時代にアメリカに渡ったもののうち2つが今回特別展示されました。