2009年3月23日月曜日

東大寺 開山堂の糊こぼし♪ 



お水取りも終わり 数日経ちました
まだまだ 「名残」がそこかしこに 残っている二月堂を 訪れました。

  
舞台で見事に舞ったお松明は 次の朝までこの場所に掲げられていたのですが
今年も 燃えた煤のあとが 新たに 残されました
 
そして 二月堂の無料休憩所を 覗いてみると…
 
  
 
    数日前に来ればよかったわね… 
    という観光客の声が 聞こえてきます
 
あれ? あれは なぁに?
いつも 一輪挿しが置かれている机に 
              ダンボールの箱が…
 
 
 
わぁ~ 魔除けのお守りになるんですよね!
この燃えさしは なかなか 拾うことが難しいのですが
こうして 集めて 用意してくださってるなんて 知りませんでした^^
 
参籠所の壁には
名残の注連縄が ぶら下がっていました…
あと数日もしたら この注連縄も きれいに 取り除かれていることでしょう…
  
   
 
お水取りが終わると奈良には春が来る…
 
そうそう 忘れてはいけません!
二月堂の下… 四月堂の横^^ 開山堂ですよ!!
良弁僧正を お祭りしてます 開山堂は 年に一度しか入れないのですが…
そのお堂のそばに 奈良の三名椿の一つ 「糊こぼし」の椿があるのです
 
この椿を見る場所は ただひとつ! ここから見るのが一番!!
 

 
この景色を見ることのできる…
そうです!!
四月堂の横の廊下?のところから!
 
  あら?? らら?

 
何かガラスの器が…
そう… そうなんです
近くで 糊こぼしを見ることができないため
こうして ガラスの器に 花を浮かべてあるんですよ^^
 
 
ほんと… 
紅い花びらに 
糊をこぼしたような 斑入りの花びら…
 
   
    やっと 出会えた 糊こぼし…
    練行衆の長い修行を終えたのちに 春を伝えてくれました…