練行衆が 一段一段 上堂するのです~
16時頃 二月堂に到着…
お松明とは 練行衆の上堂のときの 足元を照らす灯り
舞台の上のお松明は その仕事を終えたあとのもの…
あたしは お松明が お松明としての意味を持ってる姿と
練行衆が お堂に入られるところを見たい!
そのことばかり 思って過ごしてきました…
練行衆は この階段を登ったところで 左上の遠敷神社に 手を合わされ
そして 右方に お堂へと 入っていかれます。
そして 右方に お堂へと 入っていかれます。
その様子を見れるのは 登り切ったところの左手の 無料休憩所の場所のみ!
多くの写真家が すでに 陣取る中 一番端に 加えていただけました。
すばらしい夕景が 二月堂に訪れました…
このあと 蒼い闇が あたりを包む頃
二月堂の灯篭には 灯りが灯されます
そして蒼い闇が深くなり始める頃
ついに 大鐘の ごぉ~ん ごぉ~んという音が きこえ…
それが終わる頃 二月堂に先に上堂していた練行衆の処世界さまが
堂内の鐘をつきはじめました…
さあ!! いよいよ 練行衆の上堂の時刻です!!
素人のあたしに 周りのカメラマンさんが
「一本目は どこに どこくるのか しっかり見ておくといいよ!」
と 親切なアドバイスが飛びます^^;
しかしですね…
もう 心はどきどき わくわく どきどき!!!
登廊をつたって 煙が もぉもぉと 上ってきます
舞台の下のほうでは 上ってくるお松明を見て 人々の歓声が上がり始めました
来るぞ! あたしの緊張が極限!!
夢にまで見てた瞬間が!!! すぐそこに!!
パチパチパチ パチパチパチ
杉の葉の燃える音が聞こえはじめ
登廊が オレンジ色に 浮かびあがってきました!
と・・! 突然 あたしの目の前に!!
ものすごい 熱と光と パチパチという音
それから 煙と 焼ける匂い!!
五感が 虜になった瞬間です!!
記念すべき 一本目のお松明です^^
どきどき 手ぶれと 感動に もう むちゃくちゃ^^
話にききますと…
平衆から上堂され そのお松明は すっと舞台に出て行くそうです。
ところが 四職さまの上堂…つまり七本目のお松明からは お堂の入り口で 蹲踞して練行衆が堂内に入られるのを待ちます
それは この場所でしか 拝見できない瞬間なのです。
■平衆のときの お松明の様子…(初めてのバカチョンカメラ奮闘記^^
この後姿が かっこいい^^ もう釘付けです
舞台へ出て行くお松明
わぁー わぁーって歓声が聞こえてきます
■四職の練行衆の上堂です~(これは7本目のお松明)