奈良町の江戸川は 関東風うなぎを頂けるお店です。
外に出たついでに お昼をこちらで 済ませることに致しました。
何よりも その建物が風情ある町屋なのです。
入り口に 「身代わり猿」がつるされているのを見ると
「あ~ 奈良町に来ているなぁ~」と実感します。
この建物は築150年 明治初期に関屋によて建てられ、宮島家という呉服屋さんに売却されたそうです。昭和60年に自主廃業後、売却されて現在のようになったそうです。
表の格子を御覧下さい。
1本の太格子と2本の細格子からなる「糸屋格子」というものです。これは繊維関係の仕事を表すそうです。
室内から見た 通りの「糸屋格子」
明治の豪商の邸宅の趣きがあちこちに…
中庭が見える和室や モダンな洋間…
磨き上げられた廊下と 懐かしいガラス…
それぞれの部屋が それぞれの設えで
とても 落ち着く室内です。
二階への階段箪笥は 飾りではなく
今でも使用されているそうです。
今度は 二階のお部屋でお願いしようかな…