東大寺 本坊大広間
時間:14時~15時30分
講師:森本公誠 東大寺長老
講演 「聖武天皇の実像を追って(10)」
見上げれば 真っ青な晩夏の空に
大仏殿の鴟尾が美しい土曜の昼下がり
南大門の東側にある本坊に いそいそと出かけました。
南大門付近は 御覧のように
修学旅行や観光客が い~~っぱい!
筆記用具も しっかりバッグに入れて
目指す本坊は この看板の向こうに…
やはり 参道の賑わいとは違う空気が漂います^^
初めて参加するので ちょっとドキドキですよね
本坊のお玄関…
こちらから あがりました。
お玄関では 獅子が出迎えてくれました^^
この獅子 夜中に衝立から 参道へ忍び出るとか?
いえいえ そんな話は聞いたことありませんけど^^
もし そうだったら… なんて想像するのは楽しいものです。
会場には ご年配の方々が多く…
皆さん 前もって頂いた資料に目を通しておられます。
遠方から これを楽しみに来られている方もおられるそうです。
そっかぁ~ 今回はこのテーマの10回目なんだもの…
わかるかなぁ~と ちょっと不安になりつつも 資料に目を通します。
そして時間どおりに お話が始まりました…
むぐっ かなり難しいかも^^
本日は 長屋王の変の前後と律令官人制についてから…
お話が どんどん進みます 森本長老さま…
聖武天皇が臣下の娘 藤原光明子を后とする一連のお話は どんどん引き込まれていきました。
長屋王の変からあとの 色々な措置や官位の表など 興味深いものが山盛り!
頂いた資料一部
光明皇后(小泉淳作画)
印象的なお話ですが 近年「財務省」と名前が変わった「大蔵省」…
この「大蔵省」という言葉は この律令制度の中にすでに存在してた由緒正しき?名前であるそうです。
「どうして変えてしまったのでしょうね」とお笑いになられたのが印象的でした。
今年5月の聖武天皇祭の時に 天皇殿に初めて参拝させていただいてから 聖武天皇のお名前に接する機会が幾たびかありました。
森本長老さまの お話は 難しく思ったのは あたしの知識不足が原因なだけですので 恥ずかしいかぎりです。
しかし 知ることを欲する気持ちを 久しぶりに味わえて有意義なひとときとなりました。
お玄関を出ますと 庭から見える南大門の大きさに固唾をのみました。
本坊の門を一歩でれば そこは参拝の方々の賑わう参道です。
本坊の門を一歩でれば そこは参拝の方々の賑わう参道です。