2009年5月19日火曜日

うちわまき -抹茶呈茶席♪-

  

唐招提寺の戒壇のそばに 菖蒲も見事に咲いて
この季節ならではの 美しい境内…

いつもは ジーンズで写真を撮りに来ているので断念しているお席に 本日は入らせていただこうと 服装も普段よりは整えてやってまいりました

うちわまきの 「抹茶呈茶席」が行われる 東室 (ひがしむろ) の入り口

「呈茶席」ということで 「軽すぎず 重すぎず」で 楽しませていただこうと ワクワク♪

 

初めて入る東室…
連子窓から もれる光が やさしい
窓の外には 宝蔵がみえる…

  
 
やさしい光に包まれて…
やはり 障子越しの光は やわらかくて 和みます
 
   
 
10間の長さのある細長い東室の中を 
今までのうちわまきで奉納された著名人の
うちわ絵を貼って作られた屏風が 区切ります
 
 

  お茶席として 設えられたコーナー
 
   
 
このお席は 遠州流 茶道 奈良支部さまによるお席です。
 
本日は主菓子になってました。 これが うれしい ! !
戒壇脇の堀に咲いた 菖蒲・杜若にちなんで京都の老舗 「末富」さんの「唐衣」です。→

  
 
  唐衣
 
見た目の 愛らしさ 清清しさに 思わず見とれ…
甘さを抑えたつぶあんが とてもおいしく いただきました。

 
お道具拝見 ちょっと次のお席の時間が迫っていて
ゆっくりと拝見できませんでした 残念 ! 
 
いずれも すばらしい お道具に みなさま ため息…


大勢の方が ご招待されているお席なので 早い目に訪れてよかった
ちょうど 講堂前にて 南都見輝会の皆様の奉納舞楽の最中だったので 障子越しに 舞楽の調べが聞こえてきて それはそれは赴きのあるお席になっておりました。
頂いた主菓子の唐衣は この季節の唐招提寺に ぴったりのもので 
目で楽しみ 舌で味わい 空気を感じ… となりました。