奈良の景色といえば…
やはり この山と春日山原生林に連なる山並みは代表される景色の一つでしょうね
旅行などで奈良を暫く離れていて 帰ってきたとき 若草山を見て「あ~やっと帰ってきた」と思ったものです
■若草山ミニ知識■
標高342メートル
三つの山が連なっていることから「三笠山」と呼ばれたりしてます。
「山焼き」という行事は 山に火を入れて全体を燃やしてしまう新春を飾る奈良の代表的な炎の祭りです。
ちょうど11月24日で 若草山登山は閉山され 冬眠に入るということで…
登山ではなく 「奈良奥山ドライブウェイ」を若草山頂上まで ドライブすることにしました^^
登山・・なだらかな山ですけど だめだめw
午前中のドライブウェイも 気持ちのいいもので~
大仏殿の大屋根と興福寺の五重の塔が見える絶景ポイント!
春は桜 秋はナンキンハゼと 素敵な場所なのですが…
入江先生が この場所から この景色を見られたのだなあ~と思いつつ…
ところが! 時期を逸しました^^ ナンキンハゼも・・ 跡形もなく~
ん~ ザンネン!
頂上付近に駐車場があり そこに停めて そこからは遊歩道を頂上へ…
鳥の声が凄いの
深い林の中を 森林浴~♪
これから広がるであろう 景色に期待ワクワク…
少し上り坂を 歩いていくと… ほらっ! 三重目の頂上近くに出ちゃうのです♪
今日は鹿が 出迎えてくれました
そして この三重目なのですけど… 再び ミニ知識!
頂上は前方後円の巨大な鶯塚古墳なのです。
5世紀頃築造され、全国的にも山の山頂に作られた古墳はめずらしいそうです。南向きの前方後円墳で全長103m、前方部幅50m、後方部径約61m、の2段築構成で、後方部の頂上に亨保十八年(1733年)に建てた「鶯陵」の碑があります。 これは、江戸時代の知識人の間に女流作家、清少納言が「枕草子」に「みささぎは、うぐいすのみささぎ、かしはらのみささぎ、あめのみささぎ」にいう「鶯陵(うぐいすのみささぎ)」であろうとの伝承が広まり、平城坂上墓(仁徳天皇皇后)と考えられていた為に建てられた碑だそうです。しかし「日本書記」には皇后は那羅山に葬ったとされているようです。
【鶯陵の碑】
古墳の上を…歩いちゃうのです~
もう四方は素晴らしい景色が広がっているんですよ
普段 市内から見てると 春日山の前にあって なかなか確認しづらい「御蓋山」が はっきりと見えます
これは春日大社の本宮さまが頂上にあり この一体は世界遺産に認定されているので 普段は立ち入ることができません。
確か 年に一度 春日大社の神職さまが 祭典のために入山されるかと思います