奈良には こんな素敵な女子大学があります
もちろん国立の素晴らしい大学なんですよ~
建物はどんどん現代建築になったのですが この旧本館を「記念館」として残されたようです。
この建物は木造・総2階建てで 外観は「ハーフティンバー」というヨーロッパ北部に見られる 木部を外に表すというデザインだそうです。現在「重要文化財」の指定を受けてます。
正門を一歩入り 守衛さんに軽く会釈~
今日は この記念館2階講堂で行われる 月一回の「ランチタイムコンサート」に来たのです
まずは 建物観察ですよ~
【守衛室】重文
記念館と類似した建物で おもちゃの兵隊さんが出てきそうな気がしちゃいます
【正門】
【車止めと通風孔】
さあ!中に入りましょう!
そう思って車止めの上をふと見上げると!
もぅ~ ますます期待が大きく膨れ上がるのです。
シンデレラ城に入るときのような^^気持ちになってしまいましたよ
ほら!
これは 模様なのですけど 切絵みたいな 刻まれてるんですよ~
廊下・部屋の隅などに同じように配置されてました
ほんと 素敵なデザインですよね~♪
【廊下の交差点天井と廊下の雰囲気】
漆喰の壁とそして天井の張り板のデザインなど 外観と同じくとてもお洒落です~
【2階の講堂への階段と そして窓~】
ちょっと低めの手すりのデザインも 不思議の國のアリスになれそうな気持ちに♪
そしていよいよ 「ランチタイムコンサート」の会場の講堂へ!
わぁ~~~~ 300人収容の広いお部屋です
正面に噂の「百年ピアノ」!!
天井は半円形の天窓とか いろいろ 凝ってます
【講堂】
一段と高くなっている天井中央部の花形の飾りは「換気口」なんですって!
熱気が屋根から自然に外へ逃げていくように工夫されているそうです。
しかし シンプルで清楚でかわゆぃデザインに うっとりです~
そしてその窓から見える景色は…
たった一つ・・・大仏殿をこんなに見れる窓があるんですよ~
【窓からみたキャンパス】
そして今日のコンサートが始まります~
ランチタイムコンサートとは…
平日昼間にこの「記念館」にて 平成19年1月から毎月開催されているそうです。
時間は原則として12:20~12:50の半時間!
入場料が無料で ほのぼのとしたコンサートタイムに 多くのファンが押しかけているようです。
今日の演奏者は 奈良在住のプロの演奏家のお二人でした。
百年ピアノの音色にドキドキ… ヴァイオリンの奏でる繊細な音色が ひょっとしたら 換気口から屋根を通して秋のキャンパスに広がっていってるのではないかしら・・・と錯覚するようなひとときでした。
予定の2曲と アンコール一曲を演奏してくださいました。
【内国博覧会等の受賞を記念した褒章メダル模様】
私はちょっと見落としたのですが「ヤマハ」ではなく「山葉鍳製」のシールが響版に貼られているそうです!
鍵盤の数は85鍵で 現在主流の88鍵より少ない。