2008年11月27日木曜日

東大寺 東塔跡の大銀杏♪

東大寺 南大門を通り過ぎ 鏡池の手前を右に折れ
木が林立する坂道を どんどん歩いていくと 右手に
東塔跡の大銀杏がみえてきます~

 
曇り空なので 銀杏の煌きは期待できないのですけど
もう 今日しかないかな~と思って 急ぎます
周りも 銀杏の絨毯が広がり とても美しい季節
カメラマンの人気スポットなので 人がいっぱいかも~



あっ!
まだ葉っぱが ついてる~!
ん~ まだ人は少ないみたい!
今だ!! 小走りになります… あははっ

 

カメラマンが一人~ なんか雰囲気ありですよね
大銀杏と会話しているような 感じ…


  


いつのまにか カメラマンが どんどん 集まってきます^^
早く来てよかった~
しかし 皆さん すんごいカメラをお持ちです
ちょっと 羨ましく思ったりしながら 一緒に シャッター切るのです♪
 
 
 
紅葉と黄葉!
このコントラストから 偶然の妙味が ラストにUPした写真です~!
  
 
【龍のアギト】
雌鹿同士のちょっとした諍い
エサの取り合いから 右側の雌鹿が ジャンプで後ずさり…
これがリアルな説明なのですが
まるで 龍が今にも鹿を呑み込みそうな… 
鹿も怯えているのかなと…
ひょっとすると 東大寺境内…鏡池に龍神が住んでいて
その龍神の姿だったのかも…
そんなことを感じさせる 龍のアギトです
 

平城宮跡 見事だねぇ~の銀杏♪

奈良市内には すばらしい銀杏が沢山あるのですけど
平城宮跡の銀杏群は 東西に走る道の中ほどに あるんです
まだまだ これから年月を経て そのうち すっご~~ぉい銀杏群になるんじゃないかと密かに楽しみにしているんですよ^^
 
この木のまわりには高い建物も 木もないので おひさま当たり放題♪
ギンナンが成る頃には 知ってる人たちが 棒なんかもって ギンナンを収穫してます
 
 

  ちょっと 曇りで 残念です



夕陽が当たる時間帯に 西大寺から法華寺へと車を走らせるときは 最高に美人に見えます
ここを車で通るたびに 「みごとだねぇ~」と口癖なんですよ
 
ちなみに この銀杏を「みごとだねぇ~の銀杏」 そしてここから東を見たときに飛び込んでくる民家の桜は「みごとだねぇ~の桜」と 勝手に 命名してます^^

2008年11月26日水曜日

唐招提寺 あや錦♪

「おはよ~!」
「今日は 何をしにきたの?」
「カレンダー 買いに~!」
 
こんな会話を入り口で 交わして いざいざ~!
ん~ ちょっと 紅葉は すぎてる感じかしらぁ
大好きな境内の晩秋~初冬のカケラを探してみましょ♪
 
 
【戒壇脇の紅葉】
蓮も すっかり 綺麗にされて この季節は「池」のごとくになってました



本坊前から御影堂への道
 9~10月には萩が咲き乱れていたのですが…
 また違う顔を見せてくれてます



御影堂前の萩も すっかり手入れが終わってます
来年の秋が楽しみです^^

【ツワブキと土塀の道】

 
【校倉と紅葉】
 
       【蓮の鉢も冬支度です~】
      

 
 
今度唐招提寺を訪れるのは 12月のお身ぬぐいになるでしょうか…

唐招提寺 木漏れ日の墨絵♪



唐招提寺の紅葉… 今日はどんな感じだろう~
それと 2009年度カレンダーを手に入れること
今年のカレンダーは 表紙が千手観音さまの脇手の写真ということで
ウキウキしながら 訪れました^^
境内をウロウロしていて 発見 発見♪
ちょうど お天気もよく 午前中~お昼の時間でした
(紅葉の様子は 別にご紹介~♪)

 
深い森の中を彷徨うような気持ちになる御廟への小径…
木漏れ日が まるで スポットライトのように 落ち葉に煌いてました
 
わぁ~ まるで 焚き火♪
 あんまり 綺麗で しばし 足を停めて…
        ………焼き芋 おいしいかな?
そして 御廟への小径から宝庫への階段…
ここが 大好きなんですよ この「小径」
来るたびに 色々な顔を見せてくれるのですけど
今日は ほらっ! 木漏れ日が 墨絵を描いてました
 

  

 

 
そして これ なあんだ?
おもしろいでしょ? 今日は くっきり☆
講堂前に 金堂の鴟尾が 見事に描かれていました♪

唐招提寺 御廟の壁の穴♪

鑑真和上さまの御廟は
唐招提寺境内の奥にひっそりとあります。
御影堂の前から東へ…
前に見えるのは「開かずの門」
その手前左側の土塀の中に御廟はあります
      
そこは 鳥のさえずりがとても多く
ビロードの苔の海がどこまでも続き
木漏れ日があちこちに きらきらと煌く
そんなところです

ところが!!! 
何度も訪れながら 気がつかなかったことが!
古い土塀に ところどころ「穴」が開いていたのです
 


いたずら心をくすぐられるような気持ち~♪
いったいどんな風景が 広がってるんだろうかと
端から 全部の穴を 次々と 覗いちゃいました^^
  
わぁ~!
    やっぱり!

そこには 御廟の庭が いつもと違う角度から 広がっているんです




楽しくって つぎつぎと 覗いていくと…
あら? (*゚・゚)ンッ?

        
          土のお団子が入ってる穴もありましたw

土塀の中は こんなお庭が広がっているんですよ~
美しいでしょう~!
鑑真和上さまは この奥にある池の中の島で 眠っておられるんです
 
 
木漏れ日と影の濃さで 森の深さを感じることができるでしょ?

 向こうに「穴」のある土塀が……
 
 
 落ち葉が 「散華」のように見えます

 
 
こんな雰囲気に包まれて 鑑真和上さま ここで眠っておられるのです

2008年11月23日日曜日

若草山 晩秋の1コマ♪

奈良の景色といえば…

やはり この山と春日山原生林に連なる山並みは代表される景色の一つでしょうね
 
旅行などで奈良を暫く離れていて 帰ってきたとき 若草山を見て「あ~やっと帰ってきた」と思ったものです 
 
■若草山ミニ知識■
 標高342メートル
 三つの山が連なっていることから「三笠山」と呼ばれたりしてます。
 「山焼き」という行事は 山に火を入れて全体を燃やしてしまう新春を飾る奈良の代表的な炎の祭りです。
 
ちょうど11月24日で 若草山登山は閉山され 冬眠に入るということで…
登山ではなく 「奈良奥山ドライブウェイ」を若草山頂上まで ドライブすることにしました^^
登山・・なだらかな山ですけど だめだめw
 
午前中のドライブウェイも 気持ちのいいもので~
大仏殿の大屋根と興福寺の五重の塔が見える絶景ポイント!
春は桜 秋はナンキンハゼと 素敵な場所なのですが…
入江先生が この場所から この景色を見られたのだなあ~と思いつつ…
ところが! 時期を逸しました^^ ナンキンハゼも・・ 跡形もなく~ 
ん~ ザンネン!

 

 
頂上付近に駐車場があり そこに停めて そこからは遊歩道を頂上へ…

鳥の声が凄いの
 深い林の中を 森林浴~♪

 これから広がるであろう 景色に期待ワクワク…
 


少し上り坂を 歩いていくと… ほらっ! 三重目の頂上近くに出ちゃうのです♪


 
今日は鹿が 出迎えてくれました
 
そして この三重目なのですけど… 再び ミニ知識!
頂上は前方後円の巨大な鶯塚古墳なのです。
5世紀頃築造され、全国的にも山の山頂に作られた古墳はめずらしいそうです。南向きの前方後円墳で全長103m、前方部幅50m、後方部径約61m、の2段築構成で、後方部の頂上に亨保十八年(1733年)に建てた「鶯陵」の碑があります。 これは、江戸時代の知識人の間に女流作家、清少納言が「枕草子」に「みささぎは、うぐいすのみささぎ、かしはらのみささぎ、あめのみささぎ」にいう「鶯陵(うぐいすのみささぎ)」であろうとの伝承が広まり、平城坂上墓(仁徳天皇皇后)と考えられていた為に建てられた碑だそうです。しかし「日本書記」には皇后は那羅山に葬ったとされているようです。
 

【鶯陵の碑】
 
古墳の上を…歩いちゃうのです~
もう四方は素晴らしい景色が広がっているんですよ
 

 
普段 市内から見てると 春日山の前にあって なかなか確認しづらい「御蓋山」が はっきりと見えます
これは春日大社の本宮さまが頂上にあり この一体は世界遺産に認定されているので 普段は立ち入ることができません。
確か 年に一度 春日大社の神職さまが 祭典のために入山されるかと思います
 
美しい鹿の親子です 
牡鹿もまだ若そうなのですけど 凛としていて あと数年後もっと素敵になるかなあと期待!
春日山原始林が 目の前にひろがる…
 
    
二重目が見えてます 一重目は その向こうで ここからは確認できません
    
 
   
 
毎年1月成人式の前日の日曜日に この山が炎に包まれ
翌朝 この芝生に包まれた山が 真っ黒になって奈良の町に出現するのが
新春早々の奈良の「風物詩」なのです…