2008年11月20日木曜日

春日大社秋と鹿みくじ♪

 
あたしの好きな神社の一つ 春日大社

 御祭神は
 本殿向って右(東)から、
  第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)、
  第二殿 千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)、
  第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)
  第四殿 大阪府枚岡(ひらおか)神社から比売神(ヒメガミ)

平城京の守護の為に建てられ また、藤原氏の氏神として有名です。
ここには 「鹿みくじ」という素敵なおみくじがあるんですよ
ちょうど銀杏がとても綺麗じゃないだろうかと思いながら
「鹿みくじ」をいただきに まいりました。

春日大社駐車場に車を停めて 二の鳥居から参拝させていただくことに…

手水所も とても凛々しい牡鹿なのですよ
作法どおり 清めさせていただき そばの祓戸神社にて2礼2拍手1礼…
スッとした気持ちで 南門への参道を歩み始めます…


      【南門】

朝9:30頃なので 朝日が境内を 包んでいます
  
  南門のすぐ傍にも大きな銀杏があります
  社殿の 朱色も鮮やかに 銀杏の黄色とで ますます華やかになって
  藤原氏の氏神さまらしいなぁ~

  
 全部で何基の燈籠が境内にあるのでしょうか…
 苔蒸した燈籠や 崩れかけているもの 真新しいもの…
 歴史の重みを感じてしまいます
 

 朝日が まだ高くなくて さしこむ光も あたたかそうな雰囲気…
 ここでは キラキラッ キラキラキラッ
 
   

  
「鹿みくじ」

  
 
普通のおみくじも200円であるのですが
春日さんらしい 「鹿みくじ」が これです^^
ずらっと並んだ 一刀彫の可愛い鹿がそれぞれ口に 巻物のおみくじをくわえているんですよ
一つ 500円です~
春日大社 第一殿の武甕槌命(タケミカヅチのミコト)さまは 白い鹿に乗って奈良に来られたそうです。
奈良の鹿は 神様の御使いの「神鹿」なんですよ
だから おみくじを 鹿がくわえているっていうのは 「それっぽい」でしょう?



こちらは本物の鹿! 燈籠の間から 鹿せんべいくださいな~ なのです
 


 
ということで 境内の あちこちで ちょっと モデルをしてもらったのです^^

飛火野 鷺原道 晩秋の散策♪

春日大社の参道 多くの燈籠を眺めながら歩いてると
横に広がる 森の中に吸い込まれるような道が現れます
鹿苑の南側を横切って 飛火野の奥にある「秘密の広場」(あたしが小さい頃に呼んでいた名前^^)に出る道です

わっ! これがあの「鷺原道」だ!! 発見!
有名な道なのですけど 参道から歩くのは初めてです

道しるべに書かれている説明…別名「地蔵道(じそうみち)。かつて、興福寺大乗院の僧たちが春日大社へお参りした道。

ここは どこまで続くのかな~と ちょっと不安になりそうな 森の道です。
しかし 市内循環バスの音が 時々聞こえてきますので 頭の中に地図を描きながら引き込まれるような感じで 歩いていきました


 

右手に鹿苑の柵を見ながら 小径を歩いていきます
すると 左手 竹林の手前 道から外れたところに 大きな木が…
春日大社・奈良公園には 多くの巨木が存在しているそうです
先日 奈良豆比古神社の樟の巨木との出会いを 一瞬思い出しました!
立て札もないので これから 巨木の仲間入りしていく子なんろうなぁ~と
幹に寄り添ってみました。

木の種類 わかる人に なりたいな・・・と思った・・・

途中 鹿の親子に出会ったり…
大仏殿参道などにいてる鹿とは 大違い
とても警戒心が強く あまり近づくと逆に向かってくるかしらと思うような目の鋭さ…
「邪魔しないから・・・ね」 そっと 横を通り過ぎていきます

そして・・・ あっ! 広場だ!
そう~! 
ここが 飛火野の奥 小さな小川を渡った向こうにある 不思議空間♪
ここは まわりが 深い木々に囲まれて 
森の中にポッカリ開いた空間みたいなんですよ
そして じ~っと周りを眺めて 飛火野への 入り口が どこか探してみると
ほらほらっ! ありました!目印の大きな木 雷が落ちた木!!
    
幼い頃 よくここで 遊びました
たしか 小川が あったんだよな~ なんて思いながら近づいていくと・・・! 
あった あった!
        
    この川を ぴょんぴょんと 飛び越え・・・・
    両側にある木が すごいのです
 

何やら 札がぶら下がって ロープが…
近づいてみると 「この木に 蜂の巣があります 近づかないで下さい」

あ~ぁ ザンネン! この落雷で 傷ついた幹の中は 遊び場になってたのですよ^^ 
そして ちょうどここで 「鷺原道」は終わりました。

そして 前方に広がるのは 飛火野の なだらかな丘~
ドラマ「鹿男」で有名になった 飛火野の景色です 
ナンキンハゼと桜は すっかり散って もう 冬の準備を始めました
 

飛火野について…
 奈良時代 このあたりは 神を祀る神聖なところだったそうです。
 大宮人が野遊びをしたり 天皇陛下が鷹狩をされ場所でもあったそうです。
 昭和58年(1983)飛火野から奈良~平安初期と思われる祭礼用の須恵器や土器・土馬の破片が出土しました。
 昔は ここから「のろし」をあげたと言われたりしてます。
 
 能の「野守」(世阿弥作)も この春日野と呼ばれるあたりが舞台となってます。
 ストーリー概略…羽黒山の山伏が春日野で野守の老人と出会う。老人は『野守の鏡』と呼ばれる由緒ある池について物語る。夜になると鬼となって現れ、天上天下すべてを映すという不思議な鏡を山伏に与え、また地獄へと帰って行く。。(社団法人 能楽協会HPより)
 また天皇陛下と野守の故事も謡われています。それは…雄略天皇が春日野で鷹狩の鷹を見失ってしまっていると、野守がどこからともなく現れて、池の水に映してその行方を教えてくれたというものです。
 
不思議な力を持つのかもしれない「野守」ですが 野を守っている身分の人たちのことでもあるわけです。今は穏やかなこの広い飛火野をぐるりと見渡して 天皇陛下の鷹狩や 山伏の姿 野守の影 それを垣間見るのは とても素敵な一瞬です
飛火野には 大きな木や 気になる木が 何本もあります~
ちょっと 素敵な モデルさんを ご紹介します^^
 
  
  
  きょろきょろすると 素敵な木が いっぱい~
  桜 ナンキンハゼは 「冬の仕度をしようかしら~」って おしゃべりしているような感じ・・・
 
 
 全国的には このナンキンハゼが有名かしら
              ドラマ「鹿男あをによし」のロケ地の一つ
 
 そして 何をおいても 一番目立つのが この子かな…
 小さい頃はCMの 「このぉ~木 なんの木 気になる木~♪」って 絶対これだと思ってたのですよ
 
 
 写真をクリックしていただければ よくわかるのですけど
 近くを歩いてる人から その大きさを想像してみてください
 
【看板より】 
 クスノキ
樹高23.5m  幹周4.83m 地上1.3mのところ 4.25m 3.35m
遠くから見ると一本の巨樹に見えるが、実際は3本のクスノキであり、樹齢は約100年とされる。明治41年(1908)に奈良県で行われた陸軍の大演習に際して、飛火野で催された饗宴に明治天皇が臨席され、その玉座跡に記念植樹されたのがこの木である。
そして 少し東側に目をやると これまた 美しい大きな木が…
 
 
ちかくでは 寝転んで 本を読んでる人や 音楽を聴いてる人…
何をしていても 木の大きさ 広場の広さに 飲み込まれてしまい
それぞれの世界が 広がっているんです
 
 
  
  【雪消の沢(ゆきげのさわ)】
 
 春くれば 雪消の沢に 袖たれて
    まだうらわかき わか菜をぞ摘む      万葉集
 
 どんなに雪が積もっても凍らない10度前後温度の湧き水なのです。
 小さい頃は ここで ザリガニ釣りしたんですよ^^
 今… もしそんなことをしたら 「こらー!」って叱られるのでしょうか?

春日野園地 ナンキンハゼのお菓子の国♪

春日野園地とは 大仏殿の参道に入る交差点の東側の広い芝生の公園です
紅葉の名所として知られる場所ですが ナンキンハゼもまた とても美しいところなので
「ひょっとしたら まだ 燃えるような葉が見れるかしら」と出かけてみましたら…
あら? らららら? ナンキンハゼは もうすっかり 白い実の木に変身してました。
ところが これがまた とっても ポップ!
しばらくの間の「おかしの国」のような雰囲気に 心うきうき スキップ気分で お散歩~♪
 
 
 
ここは 若草山も 春日山も 御蓋山も 間近に見える 絶景ポイントかな~
 
    
 
少し前の 鮮やかさはないけれど とても上品な色目の世界が広がります
 
犬と散歩をするご夫婦や カメラマン 子供づれ 鹿と写真を撮るヒト…
沢山のヒトが 思い思いに過ごしてる中 
おじいさんが 一人 ベンチに腰掛けて スケッチされてました
 
        

小さな小さなスケッチブックを覗かせてもらうと
「今 描き始めたところなんだよ…」と パレットの絵の具に筆を運んでます
「あっ 水彩画~」
小さな小さなスケッチブックに 2008年の秋が描かれようとしてました

 
  
 
足元いっぱいに敷き詰められた ナンキンハゼの絨毯に
溶け込んじゃうような 優しい絵です~
おじいさんの見ている景色を ベンチに座って シャッター カシャリ☆
 
  

足元の落ち葉は けっこう深く かしゃかしゃ がさがさ
歩くたびに 童心に戻るような 心わくわくする音が します
公園中 林の中を うろうろ うろうろ
木の枝ばかり 見上げて歩いて 一周まわり
落ち葉を蹴飛ばして 二周目まわり…
 
 

      
  鹿も あちこちに……
 
燃えるような紅葉は とても美しいものだけど
あたしは この世界がとっても気に入りました
何時間歩き回っても 飽きることのない世界~
微妙に優しい色合いの世界は とっても上品なのです


風の加減で 木漏れ日が あちこちに輝いたり
 
 
お日様のあたり具合 風のあたり具合なのか
よく似た場所にあっても まだまだ 葉っぱいっぱいの木があったり
白い実が ポップコーンいっぱいついてるように見えたり
もう るんるん るんるん~♪

 

青い空をカンバスに 思いっきり 描いたような景色が 頭の上に 広がるのです~